【解説】ワッシャーの種類と使い方

工場技術の知見

製造職をされている方は、よく使用するワッシャー。仕事を始めた時から、ワッシャーを付けろと言われてるから知っているけど、機能や使い分けは知らないという方も多いのでは無いでしょうか?

現場教育がメインな職場では、丁寧に説明される時間はないですよね。この記事を読めば、ワッシャーの機能や種類が分かります。

3分で読める記事ですので、最後までご覧ください。

ワッシャーでどんな機能があるの?

① ボルトとナットが陥没しないようにするため。

② 母材に傷が付かないようにするため。

上記2つの効果は、一般的な平ワッシャーでの説明です。この他にも緩み止めや絶縁性を持たせるためのワッシャーもありますので用途に応じて調べてみてください。

① ボルトとナットが陥没しないようにするため

ボルトとナットだけで締める場合と、ワッシャーを噛ませた場合を比較するとワッシャーを噛ませた場合の方が力を受ける面積が大きくなり、締結時の力を分散させることができます

具体的には、柔らかい木材同士をワッシャー無しで締め付けると、ボルトやナットが木材に食い込みますよね。このような場合にワッシャーを噛ませると防ぐことができます。

もう一つの事例を紹介します。2つの部品を締結する際には穴あけ位置のバラツキを考慮し、一方の穴をバカ穴(挿入するボルトよりも大きい穴)にすることも多いですよね。その際にもワッシャーを挟むことで陥没を防ぐことができます。

② 母材に傷が付かないようにするため。

ワッシャーが無いとボルト回転時の摩擦で母材が傷つきます。母材が傷つくと、表面の塗装が剥がれてしまい錆びの原因となります。締結箇所が錆びてしまうと、ネジ穴が削れていき重大な事故につながる可能性もあります。

ワッシャーの種類と使い分け

平ワッシャー

引用元:モノタロウ

一般的に使用されているワッシャーです。機能は「ボルトやナットの陥没防止」と「母材への傷防止」ですね。補足として、ワッシャーにも表裏があります。丸みを帯びている面が表で、母材に対してワッシャーの裏側が接するように取り付けるのが一般的です。

スプリングワッシャー

引用元:モノタロウ

スプリングワッシャーの機能は「緩み止めと緩んだ時の脱落防止」です。初めて見たときは切れ目が入っている理由なんて分かりませんよね。実はこの切れ目の部分が、締結した際にバネの機能となり、緩み止めとして効果を発揮します。

ただし、ある研究論文ではスプリングワッシャーの緩み止め効果は小さいと報告されているので過信には注意です!

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